既存の配送センターの効率向上を目的として、新センターを計画しました。構内には7つの倉庫があり、トラックで各倉庫を回りながら積み下ろしをしていたため、効率が悪くなっていました。構内の各倉庫を搬送路で連結し、搬送コンベアを導入して、最終的に新センターに集積することによって、構内の物流効率を向上させました。最も長い搬送路は約91m、既存建物をまたいで上部を経路とするために、54.7m径間を飛ばす構造となりました。導入した搬送コンベアの総延長は約2,250m、倉庫総面積は113,000m2、大規模な配送センターが誕生しました。
顧客名 | 株式会社 エフピコ |
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所在地 | 広島県福山市 |
用途 | 自社倉庫、配送センター |
延べ面積 | 33,932m2 |
主構造 | 鉄骨造、耐震構造、外殻鋼管付きコンクリート杭 |
階数 | 地上3階 |
竣工年月 | 2014年10月 |
他 | 「日刊建設工業新聞2014年12月12日」 掲載 「近代建築2015年3月号」 掲載 写真撮影:SATOH PHOTO |