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才女は、美しい母の顔を得て 強くなる

2013年入社 第一設計部 原玲子

先輩の写真

出身大学: 三重大学大学院 工学研究科 建築学専攻
勤続年数:7年
勤務地:本社  所属:第一設計部

<キャリアステップ>

2013-2016
FM統括本部
2017-2019
ソリューション部
2020.7-
第一設計部

Q1 現在の仕事内容を、簡単に教えてください

主に建築の意匠設計をしています。直近では生産施設の新築や増築の設計業務と、それに伴って敷地内建物の遵法化調査や是正対応などファシリティマネジメント関連業務にも携わっています。

Q2 これまでのキャリアについて教えてください(大学、大学院、入社後)

入社7年目ですが、大学では建築学専攻でしたが、ファシリティマネジメントをスタートに、企画提案を主とするソリューション部 そして産休をはさんで現在の第一設計部と様々な経験をさせて頂きました。

Q3 産休・育児休暇の期間はどのくらいとりましたか

産休に3カ月、育休で1年間頂きました。(復帰時の子どもの年齢:1歳2か月)4月に復帰予定でしたが、COVID19の影響で3か月遅れての復帰となりました。

Q4 子育てと仕事の両立の中で心がけていることを教えてください

働き方が在宅勤務中心になったので、通勤時間を家事や育児に充てています。
子どもの体調不良で保育園からお迎え要請があるので、案件の進捗状況は必ずメンバーと共有して、1人で情報を抱え込まないように心がけています。
家事や育児はできる方が、やるというスタイルで半分ずつ分担しています。
普段は夫が保育園へ子どもを送っていき、私が迎えに行っています。

実家が遠いので基本的に夫婦で対応していますが、子どもの病気が長引く時は病児保育施設を利用して乗り切っています。 診療時間外で困った時は、医師が自宅診療に来て薬の処方までしてくれるサービスを活用したりしてますね。
それから、ゆっくりと子どもを観察する時間を大切にしています。日々できることが増えていき、子どもの成長スピードはとても早いです。まだ言葉が話せなくても表情や身振り手振りで主張しているので、一緒に過ごす中でそのサインに気付けるよう心がけています。

自分自身に対しては、オンラインで動画を見つつ毎日ヨガをして気分転換しています。
写真撮影も好きなので、休日は子どもと散歩しつつ撮影をして楽しんでいます。
休日は夫と交代で育児をしてお互いに自分時間を作っています。また、ベビーシッターさんに子どもを預けて夫婦でゆっくり食事に行く時もあります。 絶対に夫婦だけで子育てしないといけないと考えず、周りの人に頼ってこまめにリフレッシュしています。

Q5 日立建設設計を表現すると、どんな会社ですか?

設計事務所でありながら、コンサルティングやファシリティマネジメントにも関わることができるので業務の領域が広いこともあり、自分で働き方を選択しやすい会社だと思います。
また、女性としては働きやすい職場です。

妊娠中は上司にサポートして頂き産休まで安心して仕事ができました。復帰後は案件のグループ内で業務量調整をするなど、周囲の方々にも配慮して頂けているので、育児と仕事の両立ができていると思います。

Q6 日々の仕事の中のやりがいを教えて下さい

新入社員時に母親になっても働くことを目標にしていたので、設計者と母親としての自分を両方持ちながら仕事ができている状況がひとつのやりがいです。 復帰後は残業をして業務をすることが難しくなっていますが、効率よく進める方法を考えつつ限られた時間で無事にプロジェクトを終えられた時はやりがいを感じます。
最近では、プロジェクトをBIMで進めるために社内でオンライン講習を受講するなどスキルアップできている事にもやりがいを感じています。

Q7 今後の目標や夢を教えてください

大学では医療・福祉建築の研究をしていたので、機会があれば医療・福祉に限らず公共性の高い建築物の設計に携わりたいと思います。 また、BIMを使用したプロジェクトにも関わっていきたいです。

Q8 日々の仕事の中のやりがいを教えて下さい

顧客側の視点に立ってプロジェクトを進めていくこと。 普段は設計者側の視点になりがちで現状の考え方に固執する時もありますが、 顧客側の視点で考えると別のアイディアや方法が見つかることが多いので、そうやって視点を切り替えて多角的にプロジェクトを考えることがSSDNかなと思っています。

インタビューを終えて

母親になることで、こんなにも女性は輝きを増すのかと、改めて感じるインタビューであった、母という顔を得て強くなった彼女の創り出すものが楽しみだ。

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