60th Anniversary
線で繋ぐ ものづくりの未来この先も、人々と社会の未来のために、
豊かな空間をつくり続ける。
Message
メッセージ
日立建設設計は、2025年をもちまして創立60周年を迎えました。
これまでの歩みを支えてくださったお客さま、パートナー企業の皆さまに心より感謝申し上げます。
私たちはこれまで「Shape the Space, Design the Next.」というコアバリューのもと、お客さまの想いを受け止め、その先にある暮らし・ビジネス・社会の可能性を丁寧にカタチにすることに努めてまいりました。
建築は、そこに集う人々の営みを育む舞台です。私たちはこれからも、その舞台をより豊かなものにするために、意匠、構造、設備のプロフェッショナルが持つ総合的な技術と知見を生かして質の高い建築を追求し続けます。
また、時代や環境の変化を敏感に捉え、多様化するお客さまからのご要望に応えるため、自社だけでなく日立グループ全体で連携し、先進的なテクノロジーと幅広い知見を組み合わせ、新たな価値を提供します。
人・知恵・技術を繋ぐ「線」に想いを込め、安全で快適な空間づくりを創り続けたい。
私たちは、人々と社会の未来に貢献してまいります。
これからの日立建設設計に、どうぞご期待ください。
Project History
60年の実績
1960年代
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1960s
1964年の東京オリンピックを契機に、日本は高度経済成長の絶頂期を迎えました。都市開発が急速に進み、団地や高層ビルが次々と建設され、インフラ整備を支える大規模な投資が活発に行われました。
1965年
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株式会社 日立建設設計 設立
1966年
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日立製作所 佐和工場
多賀工場から独立し、自動車機器の製造を主な目的として設立されました。

1968年
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日立製作所 万国博日立パビリオン
「追求(未知への招待)」をテーマにしたパビリオン。宙に浮いたような赤い円盤型フォルムが特徴で、多くの来場者の注目を集めました。主な展示として、当時の最先端の映像技術を駆使した、模擬飛行体験(シミュレーション)が行われました。

1970年代
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1970s
1973年の第一次オイルショックは、日本経済に大きな打撃を与えました。これにより、効率一辺倒だった経済は、省エネルギーや資源の有効活用を意識するようになります。また、地方都市の整備も進み、地域ごとの特性を活かした発展が求められました。
1973年
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日立製作所 土浦工場
および 機械研究所、日立建機 土浦工場圧縮機、ポンプなどの製造工場として他工場を統合する形で設立されました。

1980年代
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1980s
バブル経済が本格化し、日本は空前の好景気に沸きました。都市開発は加速し、多目的ホールや美術館など文化施設の建設が活発化しました。経済的な豊かさを背景に、機能性だけでなく、個性やデザイン性も重視されるようになります。
1981年
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クウェート・電水省
ドーハ発電所100MWガスタービン 発電プラント中東の不安定化を背景に、安定化に向けたインフラ整備や、日本の技術力の国際展開、さらにはエネルギー効率向上と水資源確保の動きが起こりました。本施設は日本企業によって建設された火力発電と海水淡水化の複合施設であり、クウェートのインフラ整備において重要な役割を果たしました。

1983年
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日立製作所 本社ビル
約3,400人規模の本社人員を収容するための施設として建設されました。安定成長期でグローバル企業としての体制を整えるための象徴的な施設であり、技術・経営・都市設計の融合を体現した存在となりました。

1985年
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日立製作所 科学万博日立グループ館
「Interface -技術との自由な対話-」をテーマに、当時の最先端技術を結集しました。白い帽子のような円形ドームが特徴的なデザインです。
メイン展示は、観客席が自動で回転し、4つの異なる劇場を巡る「インターフェイス・シアター」。座席が90度ずつ回転することで、来場者は移動することなく、連続した映像体験を楽しみました。
1988年
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日立エレベータサービス 軽井沢保養所
高度経済成長期、企業の収益増加に伴い、福利厚生の充実が求められました。本施設は、従業員の定着とモチベーション維持を目的とした社宅・保養所整備の一環として計画されました。軽井沢の豊かな自然の中に位置し、社員とその家族が日々の喧騒を離れて心身ともにリフレッシュできる空間として設計されました。

1990年代
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1990s
バブル経済が崩壊し、日本は「失われた10年」と呼ばれる停滞期に入ります。特に1995年の阪神・淡路大震災は、社会のあり方を根本から見直すきっかけとなり、災害への危機意識が格段に高まりました。
1990年
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日立製作所 基礎研究所
安定成長期に入り、国際競争力強化のため、民間企業にも未来の技術基盤を担う基礎研究への投資が求められました。
日立は、この時代の要請に応え、企業の技術的先進性と社会的責任を両立させるべく、本研究所を設立。研究者の自由な発想を尊重し、「開かれた研究所」として国内外の研究機関との交流を重視する設計となりました。
1993年
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日立製作所 戸塚総合病院 改築
高度経済成長期を経て、従業員の健康管理が企業の重要な課題となり、工場に併設された診療所が各地で設立されました。
本病院も当初は従業員向けの医療・健康サービスを提供する場として開設されましたが、やがて地域医療への貢献も重要な役割となりました。
1996年
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仙南芸術文化センター
地方分権の推進により、自治体が独自に文化・教育政策を展開する動きが活発化した時代に建設されました。
本センターは、地域文化の創造と発展を目的とした住民参加型の文化創造施設です。単に芸術を鑑賞するだけでなく、住民自らが文化活動に参画し、新しい文化を生み出す拠点となるよう設計されました。
2000年代
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2000s
インターネットが普及し、社会のあらゆる側面がIT技術と融合する情報化社会へと移行しました。同時に、地球温暖化などの環境問題への意識が世界的に高まり、持続可能性が重要なテーマとなりました。
2001年
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茨城県常陸太田合同庁舎
公共建築が地域サービスの中核としての役割を強める時代において、行政機能の集約は全国的な潮流でした。
本庁舎は、県の複数部門を一つの建物に集約することで、地域住民の利便性向上と行政の効率化を図ることを目的に整備されました。
2003年
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バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯
都市生活者のライフスタイルが変化し、健康志向と「癒し」へのニーズが高まる中で開業しました。
遊園地「としまえん」の施設跡地を活用し、大人向けの静かなリラクゼーション空間を提供することを目的としています。天然温泉や広大な日本庭園に加え、バーデゾーン、サウナなどを融合させた都市型温浴複合施設として設計されました。
2006年
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αプロジェクト
2000年代半ば、薄型テレビの世界的な需要が拡大し、日本企業は液晶技術の国際競争力強化を急いでいました。
本プロジェクトは、この需要に対応し、テレビ用のIPS液晶パネルの供給体制を強化するために約800億円の追加投資が行われた大規模な製造基盤構築です。これにより、年間約500万台の生産体制が構築されました。
2008年
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日立建機 常陸那珂臨港工場
中国やインドをはじめとする新興国のインフラ整備が急速に進展する中で、建設機械の世界的な需要が拡大しました。
本工場は、日立建機のグローバル戦略において重要な役割を担う、世界トップクラスの超大型鉱山機械の製造拠点として位置づけられました。臨海部に立地することで、製造された巨大な機械をそのまま海外へ効率的に輸送することを可能としています。
2010年代
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2010s
東日本大震災の発生と、経済のグローバル化がさらに進展しました。多様な働き方への対応や、高齢化社会への備えなど、社会の多様なニーズへの対応が課題となり、既存の社会基盤の価値を再構築する動きが増加しました。
2012年
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大洗町立大洗小学校
少子化と地域再編の流れを受け、教育資源の集中と効率化を目的に整備されました。これは、学校の統廃合により教育環境を刷新する、当時の全国的な課題に対応したものです。
校舎は山や森に囲まれた自然豊かな環境に立地しており、子供たちが落ち着いて学習し、自然との触れ合いを通して豊かな感性を育むことを目指して設計されました。
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日立製作所 ITプラットフォーム事業本部
事務棟・共用棟2010年代初頭、IT業界でクラウドやビッグデータといった新潮流が加速する中、日立製作所はグローバル競争力強化のため開発体制の再構築を急ぎました。
本施設は、ソフトウェア開発の効率化と品質向上を目指し、開発拠点の集約と事業継続環境の確保を目的に建設されました。最新のIT技術に対応したフレキシブルなオフィス空間と、災害時にも機能維持を可能にする堅牢な設計を両立した、次世代のIT開発を支える戦略的な拠点です。
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2016年
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久慈小学校校舎・屋内運動場改築
創立141年を迎える地域に愛された小学校の建て替えとして計画されました。
シンボル的なケヤキの大木を中心に、校舎と屋内運動場・学童保育を分離し、膜屋根のプラザで繋ぐ分棟配置を採用。校舎棟には、3層吹き抜けにX階段を配置することで、子供たちの動線や視線が交錯し、遊びや学びへの好奇心を誘発するような空間づくりを行いました。
エフピコ
関東ペットリサイクル工場本工場は、使用済みPETボトルを回収・リサイクルし、素材シートの生産、さらに環境対応透明容器(エコAPET)の生産までの一連の工程を一つの建屋で完結させる、画期的な施設です。
廃棄物の削減と資源の有効活用を実現し、循環型社会の実現に貢献する、環境負荷の低減を追求した拠点です。
2019年
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石巻市立北上小学校
本計画は、東日本大震災からの復興を象徴する高台移転プロジェクトの一環として実施されました。
小学校に加えて、総合支所、こども園、消防出張所が一体的に整備され、被災した地区の新たな中心拠点として完成を迎えました。地域コミュニティの再生と安全な暮らしを支える基盤として設計されました。
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日立製作所 日立オリジンパーク
本施設は、創業の地である茨城県日立市に、日立グループの創業の精神と1世紀を超えるあゆみを未来へ伝える企業ミュージアムとして誕生しました。
建築コンセプトは「歴史的資産と自然環境との調和」。日立を象徴する「樹」をモチーフとしたデザインで、豊かに成長した大樹をイメージしています。創業小屋や小平記念館といった歴史的建物群と豊かな自然を融合させ、過去から未来へ、日立グループの新たな原点を表現した複合施設です。
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2020年代
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2020s
新型コロナウイルスのパンデミックにより、人々の生活様式や働き方が一変し、リモートワークや感染症対策が社会の重要課題となりました。都市集中型から自然との調和や地域コミュニティの再構築が注目されています。
2022年
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日立建機土浦工場
Orange Innovation Plaza研究開発機能を集約し、新たな価値創造とイノベーション促進を目的に建設されたオフィスです。「多様性」「快適性」「コミュニケーション」をコンセプトに掲げ、ABW(Activity Based Working)を導入し、従業員の生産性向上を目指しました。
ファサードデザインは、アルミパネルの水平ラインを「地層」のように積み重ね、70周年という歴史の堆積を表現。バルコニーの凹凸は建設機械が大地を拓く断面をイメージさせ、現場の荒々しさに呼応する力強い意匠を特徴としています。
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エフピコ
関西新工場配送センター近畿・四国地方をカバーする大型生産施設および物流ハブセンターとして建設されました。
本施設は、原料からの製品化、在庫、出荷までの一連の工程を一貫して一つの建屋内で完結させる、効率性の高い生産・物流体制を特徴としています。関係者などの見学にも対応した施設として、企業の取り組みを発信する拠点としての役割も兼ね備えています。
2023年
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名古屋プロパティー特定目的会社 LOGIPORT NAGOYA
東海エリア最大のマルチテナント型物流施設です。地上4階建て、延床面積約35万uの巨大施設で、効率的な入出庫を実現するダブルランプ形式と、リーシングに優位な倉庫形状を可能とするコの字型車路配置が特徴です。
環境性能も高く、CASBEE SやBELS★5、ZEB認証取得予定など、環境負荷低減に配慮しています。「LOGIPORT TOWN」のコンセプトのもと、地域住民に開かれた広場や歩道を備え、大規模災害時の緊急施設としても機能する地域共生型の拠点です。
2024年
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KOKUSAI ELECTRIC 砺波事業所
本事業所は、DX技術によるスマートファクトリーを構築し、生産性向上を図った製造拠点です。
機能性・省エネ施策に加え、働く人々の心地よい交流とコミュニケーションを促す空間づくりを重視し、技術をもって実現しました。また、構造面ではBCP(事業継続計画)の観点から免震構造を採用。働く人の安全確保と、災害時においても事業の維持継続を可能とする、先進的かつ人に配慮した設計となっています。
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